POPS音楽に慣れている奏者なら、コードを伝えるだけでも伴奏を弾いてくれます。
F管、G管のオカリナ( 移調楽器 )で演奏する場合は、オカリナの楽譜をもとに、下記の表を使ってコードを移調した楽譜を伴奏の方に渡してください。
コード移調早見表
楽譜 | C |
C# D♭ |
D |
D# E♭ |
E |
F |
F# G♭ |
G |
G# A♭ |
A |
A# B♭ |
B |
F管 | F |
F# G♭ |
G |
G# A♭ |
A |
B♭ |
B |
C |
C# D♭ |
D |
D# E♭ |
E |
G管 | G |
G# A♭ |
A |
A# B♭ |
B |
C |
C# D♭ |
D |
D# Eb |
E |
F |
F# |
使い方
まず、音符の上のコードに注目します。次に表の「楽譜」の列から該当するコードを見つけ出し、
F管で演奏するなら「F管」、G管で演奏するなら「G管」の列のコードに書き換えます。
※ m , 7 , M7 などの部分は和音構成を示すので、書き換える必要はありません。
後に続くコードも同じように書き換えていきます。 これでコードの移調が完了しました。
たとえば、この楽譜のコード進行をF管の伴奏用に移調した場合は
F A7 Dm B♭ → B♭ D7 Gm E♭となります。
この方法で移調されるのはコードのみです。できればメロディーも移調した方が親切ですが、コード進行だけでも伴奏は可能ですので、楽譜を渡す際に「メロディーは移調していない」旨をしっかり伝えておけば問題はないでしょう。